• お知らせ
  • ご利用ガイド
おすすめ特集
MAGiC BOYZ×NEMES×ナタリーストア
ラブリーサマーちゃん ラブリーサマーケット in ナタリーストア
青龍×ナタリーストア
水曜日のカンパネラ コムアイ監修 空カセット3姉妹
うる星やつら×F*Kaori
うる星やつら×グリッチ刺繍 by Nukeme
コドモ発射プロジェクト×ナタリーストア
MC FAMILYグッズ
「おそ松さん」カラ松×RoenコラボTシャツ
サンシャイン池崎グッズ
KING OF PRISM by PrettyRhythm×ナタリーストア オリジナルグッズ
アイドリッシュセブン in ナタリーストア
でんぱ組.inc×ハッチ でんパッチ組. オリジナルグッズ
上坂すみれ×ナタリーストア
楳図かずお「わたしは真悟」×ナタリーストア
MY FIRST STORY × Zephyren
SKULL SHIT 20周年記念「骸骨祭り」初のリバーシブルスカジャン登場
「モブサイコ100」グッズ
OTK CALLING Tシャツ by TOKYO PiXEL.
BiSHグッズ
佐保明梨(アップアップガールズ(仮)) × 宇川直宏
NATASHA オリジナルTシャツ by VANQUISH & シングルCD「ナターシャ」
ONIGAWARA×うすた京介
「@JAM×ナタリー EXPO 2016」オリジナルグッズ第2弾
「@JAM×ナタリー EXPO 2016」オリジナルグッズ第1弾
サンシャイン池崎グッズ
ぜんぶ君のせいだ。
デッドデッドデーモンズデデデデデストラクショングッズ
映画「あのこの話をすこしだけ」公開記念オリジナルグッズ
ラブリーサマーちゃん バブリーサマーTシャツ
ライチ☆光クラブオリジナルグッズ
EGO-WRAPPIN' 「満ち汐のロマンス」Tシャツ(復刻)
アップアップガールズ(仮)新井愛瞳 「あらいぐんまちゃん。」パペット
でんぱ組.inc×New Era®
ロッチ「リッチ」Tシャツ
「世界から猫が消えたなら」公開記念 ごろごろにゃんすけ×ナタリーストア
とんかつDJアゲ太郎グッズ 第2弾
植田真梨恵の好きなもの
坂本ですが?ナタリーストアオリジナルグッズ
HMM×ナタリーストア
映画「HK/変態仮面 アブノーマル・クライシス」公開記念グッズ
「アイアムアヒーロー」グッズ
究極超人あ〜るグッズ さんごTシャツ
UNCHAIN 結成20周年記念グッズ
究極超人あ〜るグッズ
虹のコンキスタドール
X-girl loves でんぱ組.inc
上坂すみれ 読めるTシャツ
創刊60周年記念「りぼん」オリジナルグッズ
バリキュン!!×ナタリーストア
アップアップガールズ(仮)スクイズボトル
日本エレキテル連合「死電区間」
市川春子「宝石の国」グッズ 第2弾
「アイドリッシュセブン」グッズ 第2弾
ミュージックチュール×ナタリーストア バンドじゃないもん!とNeb aaran do
ミュージックチュール×ナタリーストア ゆるめるモ!とbedsidedrama
「水曜日のカンパネラ」オリジナルグッズ
とんかつDJアゲ太郎
「すべてがFになる」グッズ
増井みお(PASSPO☆)オリジナルグッズ
「映画 ひつじのショーン〜バック・トゥ・ザ・ホーム〜」グッズショップ in ナタリーストア
入江亜季「乱と灰色の世界」グッズ
@JAM EXPO×おもちエイリアン
「あらいぐんまちゃん。」ストラップ
アップアップガールズ(仮)×ミヤタサイクル
Maltine Records設立10周年記念グッズ
映画「脳漿炸裂ガール」公開記念グッズ
ベッド・インショップ in ナタリーストア
「ROCK UP!!!」オフィシャルグッズ
SABU監督「天の茶助」グッズ
「攻殻機動隊 新劇場版」グッズ
吾妻ひでお×高橋葉介グッズ
アップアップガールズ(仮)新井愛瞳「あらいぐんまちゃん。」ぬいぐるみ
Yun*chi アニ*ゆんTシャツ
THE BAWDIESフィギュア登場
SAコムレイズかかってこん會コラボ
映画「世界の終わりのいずこねこ」公開記念
SPECIAL PRICE
まじっく快斗1412×ナタリーストア
アップルシードα×ナタリーストア
暗殺教室×ナタリーストア
ワカコ酒×ナタリーストア
なかよし60周年記念 わんころべえ×ナタリーストア オリジナルグッズ
テンテンコ×ナタリーストア オリジナルグッズ
プラニメ×ナタリーストア デビュー記念「SAY HELLO」グッズ
WACK(渡辺淳之介)×ナタリーストア WACKオリジナルグッズ
「鬼束ちひろ & BILLYS SANDWITCHES」1stアルバム発売記念グッズ
浅田弘幸×ナタリーストア「PEZ」グッズ
TVアニメ「ピンポン」グッズ
TOKYO CULTUART by BEAMS × 2.5D × Negicco
ナタリーストア「もやしもん」グッズ 第2弾
森薫×ナタリーストア「乙嫁語り」グッズ第2弾
オノ・ナツメ×福田里香×ナタリーストア「フード理論」グッズ

 

ホーム > OWV × ナタリー デビューシングル「UBA UBA」発売記念コラボレーション

OWV × ナタリー	デビューシングル「UBA UBA」発売記念コラボレーション “First Impact”

OWVのデビューシングル「UBA UBA」の発売を記念したコラボレーション。デビューという大きなタイミングを“First Impact”というテーマのもと、さまざまな企画で盛り上げます。

ビジュアル展

ビジュアル展

タワーレコード(渋谷店、あべのHoop店)にて、“First Impact”のために撮り下ろした写真をパネル展示します。特大出力されたメンバーフォトやここでしか見られないオフショットなど盛りだくさん。会場では、“First Impact”オリジナルグッズをいち早くゲットできます。

(Photo by Shuya Nakano)

開催概要
東京都 タワーレコード渋谷店5F 催事スペース
2020年9月29日(火)〜10月7日(水)
OPEN 11:00 / CLOSE 21:00
大阪府 タワーレコードあべのHoop店 SpaceABENO
2020年10月10日(土)〜10月18日(日)
OPEN 11:00 / CLOSE 21:00

“First Impact”オリジナルグッズ

オリジナルグッズ

※実際の商品は写真と若干異なる場合がございます。

コラボレーションを記念した“First Impact”オリジナルグッズを、ビジュアル展会場となるタワーレコード(渋谷店、あべのHoop店)とナタリーストアで販売します。

LINEUP

ロングスリーブTシャツ
4,500円(税別)
iPhoneケース
2,500円(税別)
ステッカーシート
800円(税別)
クリアファイル(全5種類)
500円(税別)
缶バッジ(全5種類)
500円(税別)
アクリルスタンド(全4種類)
1,500円(税別)

購入特典

ビジュアル展もしくはナタリーストアにてコラボグッズをお買い上げいただくと、3,000円(税込)ごとにフォトカードを1枚プレゼント。カードは全4種、ランダムでお渡しいたします。

購入特典カードサンプル

ナタリーストアWeb通販について

ナタリーストア( https://store.natalie.mu )は、受注販売となります。

受注期間
2020年9月30日(水)12:00 〜 10月18日(日)23:59
お届け時期
2020年11月中旬より順次お届け予定
※生産の都合により前後する場合があります

インタビュー

頂点を目指す物語の序章

昨年放送されたオーディション番組「PRODUCE 101 JAPAN」で出会い、同じ志を持って結集したOWVの4人。グループ名の由来である“Our only Way to get Victory”の通り、彼らは今まさに未来へと続く彼らだけの道を歩み始めた。デビューシングル「UBA UBA」を携えて最初の一歩を踏み出した4人は、今何を感じているのだろうか。デビューを迎える心境や本作に懸ける思いを聞いた。

取材・文 / 中川麻梨花

OWV

今は気を引き締めている期間

──激動の1年を経て、OWVとしていよいよデビューする今の心境を教えてください。

本田康祐 1年前と比べたら周りの環境が変わりすぎていて、今自分がどういう位置にいるのかとか、正直まだちょっと状況の整理ができていないところがあります。でもこうして取材を受けさせてもらったり、写真を撮影してもらったりしながら、着実に前に進んでいる感じはするので、もっと僕らのデビューをお祝いしてもらえるようにがんばって準備をしていこうと思っています。今はデビュー前だからこそ、気を引き締めている期間なんですよね。そしてこういう気持ちはデビューしたあとも絶対に忘れちゃいけないんだろうなと思っています。

佐野文哉 僕も今は気を引き締めて大切に過ごしていかなきゃいけないという思いです。たくさんの方々が僕たちのために動いてくださっていますし、僕にとっては今年ようやく大学を卒業して、そこから踏み出せた一歩なので。

浦野秀太 でも気を引き締めすぎてもガチガチになっちゃうと思うので、僕はあえてグループに別のスパイス的なものを加えられるようにしています。僕はけっこう下積みというか、この夢を追いかけていた期間が長くて、今やっとスタートラインに立てているんです。まだ実感が沸いていないところはありますけど、ずっと持ってきた夢なので……これから気を引き締めてがんばっていきたいと思います!

本田 結局気を引き締めるんかい(笑)。

中川勝就 (笑)。僕は「これでダメだったら芸能界を諦めよう」って、最後のチャンスのつもりで「PRODUCE 101 JAPAN」に応募したんです。こうしてOWVのメンバーとして拾っていただいて、またこの夢を追いかけられるのは、支えてくれたファンの方々のおかげですね。恩返ししていくためにも気を引き締めてしっかりと準備をする期間だと捉えています。

自分たちが見せていきたい姿

──1stシングル「UBA UBA」を作るにあたって、まず皆さんの中にどういう作品にしたいというビジョンがあったんでしょうか?

本田康祐

本田 僕ら4人の強みや個性を踏まえて、どういう感じの曲がふさわしいのかはかなり考えました。デビューシングルはOWVの名刺代わりになる作品なので、はっきりと自分たちの色を示せるような1枚にしたいなと思いながら。それでスタッフさんも含めてみんなで話し合ったときに、僕ららしく攻めてみようということになって。表題曲の「UBA UBA」、カップリングの「So Picky」「BE ON TOP」と、3曲とも攻撃的な楽曲を選ばせていただきました。

佐野 最初の1枚ですし、より親しみやすい楽曲に歩み寄ることも考えたんですけど、僕たちの色で攻めようということで、今伝えたいこと、やりたいこと、見せていきたい姿をひたすら意識してこの3曲に決まりました。

浦野 最初はバラードを入れるという案もあったよね?

佐野 あった。ニュアンスの違う曲を1曲入れてもいいんじゃないかなという。

──本田さんと佐野さんのイメージからか、「BLACK OUT」(「PRODUCE 101 JAPAN」コンセプト評価の課題曲。本田と佐野が同じグループで披露した)のようなきれいで大人っぽい楽曲も1曲入るのかなと予想していたところもあったんですよ。

本田 あー!

佐野 セクシー系ということですよね。

──もちろん今後そういった楽曲にも期待してはいますが、デビューシングルでも3曲とも強いビートに乗せて迷いなく自分たちの意思をしっかりと表明するような攻めの姿勢が素晴らしいなと。アンパイに行っていないと言いますか。

本田 アダルティな曲もやったほうがいいのか、「どうする?」ってけっこう迷ったんですけどね。

佐野 ファンの方々はセクシーな曲を求めているかもという考えもありましたが、最初にどんな楽曲で自分たちを表現すべきか、スタッフさんとメンバーで話し合いました。

浦野 そしたらめちゃくちゃ攻撃的な作品になったんですよね。

中川 いい意味で期待を裏切るようなシングルになっていたらいいなと思います。ほんまに賭けみたいなところがあるので、ファンの皆さんの反応がすごく気になりますね。

4人全員がオールラウンダーのグループに

──本田さんと佐野さんはダンス、浦野さんはボーカル、中川さんはラップというところでそれぞれ特化した部分があるかと思うのですが、3曲とも「この人がメインボーカルで、この人がダンスのメインで……」というような役割分担をそこまでしていないように感じました。“4人全員で歌って踊る”というスタイルは話し合って意図的に決めたことですか?

中川 満遍なく全員がいろんなパートをやってますよね。

本田 特に話し合ったわけではなく、気付いたらそこにたどり着いていましたね。僕たちが目指す理想のグループ像が、全員でマイクを持って歌ってラップして踊るという形だったんだなって。

佐野 4人しかいないのでそれぞれスキルを高めて、最終的には4人全員がオールラウンダーと言えるようなグループになっていけたらいいなと思っています。

──「PRODUCE 101 JAPAN」にご参加される前は、佐野さんはバックダンサーとして、本田さんはダンスパフォーマーとして活躍されていました。番組を通して“歌”に対する気持ちも強くなってきているのではないかと思ったのですが、そこに関してはいかがでしょうか?

本田 歌は好きです。特にあの番組を通して歌うことがすごく好きになって、もっとがんばろうと思いました。歌いながら踊るのは難しいことだなって改めて感じたし。今は秀太と勝くんにいろいろ聞いたり、ボイトレをがんばったりしています。今までダンスしかやってこなかったぶん、ボーカルという新しい道は長く険しいかとは思うんですが、これからもっと成長できると考えたら、それが逆に楽しみだなって。うん、ボーカルに対しては今すごい楽しみでいっぱいです。

佐野 僕は本田くんと逆というか、小さい頃からカラオケに行っても歌ったことがなかったくらい、人前で歌うのが好きじゃなくて。好きじゃないというよりは、あまり歌うことに関心がなかったのかな。これまでダンスにばかり重きをおいていたので、番組に出てからは大変でした。ダンスと歌のバランス感というところは、かなり勉強になりましたね。今も秀太と勝くんに声の出し方を聞いたりして、学ばせてもらっています。

中川勝就

──中川さんといえば番組を通してラップの印象が強かったんですが、OWVではかなりメロディも歌われていますよね。

中川 ラップもめっちゃ好きなんですけど、実はもともとボーカルがやりたくてこの世界を目指したんですよ。このグループでラップを追求しつつ、もともとやりたいと思っていたボーカルもやらせてもらえていて、僕は今すごく幸せです。

──デビューシングルでは中川さんのメロディに浦野さんがハモっている箇所がいくつかありますが、2人の声の相性がとてもいいなと。

中川 フェイクとハモりは基本的に秀太がやってくれるんですよ。

浦野 やらせていただいてます!

──浦野さんは今回ボーカルの面で3人にアドバイスすることはありましたか?

浦野 みんなボイトレに通っていますし、僕から言えるようなことは全然ないですよ。でも僕は5歳からピアノを習っているので、ボーカルに必要な音程というところに関してはけっこう……。

本田 マウント取ってきた(笑)。

浦野 いやいや!(笑) ただ、音程はけっこうわかるのでそこに関してはアドバイスしたり、ピアノで音当てのクイズを出したりという助け合いはしています。

本田 いつもありがたいよ。

中川 ボーカルの軸は完全に秀太なので。

自分たちの道でトップへ

──表題曲のタイトルが発表されてから「UBA UBA」がどういう意味なのかSNSで話題になっていましたが……。

中川 この言葉は聴いてくれた人それぞれの感性、捉え方で使ってくれたらうれしいです。例えば……。

本田 飲み物飲んで「UBA UBAー♪」とか!

浦野 僕は叱られたときとか、「UBA UBA……」(泣き真似をしながら)という気持ちになることが多いです。

中川 「しくしく」的な(笑)。

──汎用性が高いですね。

浦野 そうなんですよ。形容詞としても動詞としても使えるのかなと思います。「UBAい」とか、「UBAる」とか。

本田 (笑)。この語感いいよねと思ってもらえたら。いろんなところで「UBA UBA」という言葉が浸透していったらうれしいです。

──キャッチーなフレーズを取り入れつつ、この曲には“この世界で勝利をつかむ”というOWVの思いが込められています。しかもただ前に進んでいくだけではなく、「つまずいた夜だってTake me higher」「向かい風の中でもWe never stop」というように、つまずいたことも自分たちの糧になっていることや、逆境を超えていこうという強い意思にあふれていますね。

浦野 この曲のテーマは“下克上”なんです。「PRODUCE 101 JAPAN」で脱落してしまった4人が這い上がるぞという。

佐野 そう。でも僕らは僕ら自身の道を歩み始めているので、下克上と言っても誰かと競うということではないです。自分たちの道でトップを目指していけたらいいなと思っています。

3人が褒めてくれる

──この曲のレコーディングでこだわった部分はありますか?

中川 ラップに関しては英語の発音に重きを置きながら、しっかり抑揚を付けたり子音を立てたりすることを意識しました。真似したいなとか聴き心地がいいなと思ってもらえるようなラップがしたいと思っています。歌のほうもピッチはもちろん、聴いていて一本調子にならないように抑揚を付けたつもりです。何回も録っては聴いて、納得できるものを目指しました。

浦野 僕はフレーズによっていろいろと声色を変えて歌ってみたい気持ちがあって。エッジを立てたり、フェイクを入れたり、しゃくったり、ハスキーなほうがいいなと思ったときはちょっと息を多めで歌ったり、そういうところを心がけていました。

佐野 僕は秀太ほど細かい歌のテクニックに関してはまだ知識がないので、とにかく自分にできる最大限のことはなんだろうなと考えながらレコーディングに取り組みました。

──楽曲の中でも佐野さんの艶のある歌声は印象的ですが、その艶がとてもナチュラルな感じで出ているように思えます。ご自身では意識されているんですか?

佐野文哉

佐野 いや、何にもわからずに歌ってます(笑)。

浦野 自然の艶です!

中川 色っぽい声をしてますよね。本人は自覚がないみたいなので、めちゃくちゃいい声を持っているということを褒めて「それは理解して!」と言っておきました(笑)。

佐野 (笑)。でも最近は家でも暇があればなるべく歌うように心がけています。これからは率先していい歌い方を探っていけたらなと思っています。

──本田さんの歌声はドライでとてもカッコよくて、OWVの強み、個性になっていますよね。シングルの3曲を通して感じました。

本田 こうやって改めて音源を聴くと、自分の声が嫌いだとあんまり思わなくなりましたね。うん、自分の声は好きです。それこそ3人が褒めてくれるので。

中川 本田くんの声は、OWVにとっての一番の味やと思ってるんですよ。

浦野 いい声してるよね。

本田 だから今回、ちょっと変化球なところも歌わせてもらったりして……。

──表題曲のDメロ「踊り出せ Do it like this」からは、ほかの箇所と歌い方を変えていますよね。

本田 あそこはすごくがんばりました。僕の中で一番自分が活かせると思ったところなので。

佐野 セクシーだよね。

本田 あと、僕はラップもあまりやったことがなかったので、勝に「ここどう?」と聞いて、「こことここが韻を踏んでるから、こういうふうに抑揚付けて歌うといいよ」ってアドバイスをもらいながらやっていました。そういうのが楽しかったな。

中川 ああ、うれしいです。

──歌もラップも特化している人がいるから、教え合えるのがいいですね。

佐野 本当にそうです。

中川 支え合いですよね。4人しかいないので、それぞれ足りないところを補い合って、吸収して高めていくというのが理想かなと思います。

──ダンスの部分では本田さんと佐野さんがいらっしゃいますしね。振り付けはどのように決めていったんでしょうか?

本田 「UBA UBA」はs**t kingzのkazukiさんに振り付けしていただきました。僕らもその振りについて「ここってこうした方がいいですか?」と聞いたり、構成もちょっとOWVっぽくさせてもらったりして。kazukiさん、すごく寛大なんですよね。

佐野 僕らが振り付けや構成を加えていいのかどうかわからなかったんですけど、kazukiさんはこちらが提案したことも快く受け入れてくださって。それで僕が感謝を伝えたら、「いろいろと伝えてくれたことでよりいいものになったし、僕とOWVの5人みんなで一緒に作った大事な1つの作品になったよ」と言ってくださって、kazukiさんとご一緒できて本当によかったなと思いました。

中川 こういう曲にしたいとか、それこそ歌い方、ダンスとか、スタッフさんとしっかり話し合って僕たちの意見を反映してもらって決められたことがうれしかったです。

まずは一緒に日本武道館へ

──中川さんは作詞、浦野さんは作曲、本田さんと佐野さんはダンスの振り付けや構成というところで、OWVはこれからかなりセルフプロデュースしていけるグループなんじゃないかなと思うのですが。

本田 振り付けに関しては、すでに僕と佐野がこのシングルのカップリングを1曲ずつ担当しているんですよ。

佐野 本田くんが「So Picky」、僕が「BE ON TOP」の振り付けと構成をそれぞれやっています。

──9月の「東京ガールズコレクション」で披露されるんですか?(取材は8月下旬に実施)

本田 そうです。「UBA UBA」はキャッチーな振りが印象的だと思うんですけど、「So Picky」も面白い動きを取り入れているんですよ。柔らかめなダンスから始まって、サビで目に残って印象付けられるような。“おしゃれ”と“面白い”の間みたいなイメージですね。「どう動いてるの?」という。

中川 「何これ?」みたいなインパクトがあるよね。

本田 けっこうトリッキー曲なので、それに合うような振り付けを考えました。

──「BE ON TOP」の振り付けはいかがですか? こちらも力強い曲になっていますが。

佐野 「UBA UBA」が下克上ソングなのに対して、「BE ON TOP」は僕らがトップにいて支配する感じ、“王者感”みたいなものを意識しているんです。なのでかなり攻めた、個が際立つ振りと構成にしたつもりです。シルエットがきれいに見えるK-POPっぽい感じと、歌詞に寄り添ったJ-POPっぽい感じを混ぜて、曲のイメージとも合うように作っていきました。

──個が際立つということは、振り付けをするうえで1人ひとりの個性をかなり考えましたか?

佐野 そうですね。それぞれ得意な動きがあるので。秀太は華奢な体でしっとりと華麗に踊るところを見せてあげたかったので、そういった意味で線がきれいに見える踊りを任せたつもりです。秀太がうまく踊ってくれれば、そう見えると思います(笑)。

浦野秀太

浦野 がんばります!

佐野 勝くんは一番背が高いですし、ダンスが力強いんですよ。重みのある動きが得意だと思うので、そういったところが映えるように意識しました。本田くんは……別に僕が「こういう動きをして」って言わなくてもわかるでしょという感じで(笑)。

本田 あはは(笑)。

佐野 イメージだけ伝えて任せてました。

──「So Picky」は佐野さんと本田さんが交互で歌うパートが多いですが、2人の声の対比がいいですよね。どちらも艶のある声だけど、方向性が違う艶というか。

佐野 赤(本田)、青(佐野)という声の感じを意識しました。

中川 その歌割りがほんまに合ってるなと思います。「BE ON TOP」で僕が一番好きなパートは、この2人の掛け合いですね。

──作詞、作曲に関してはご準備されているんですか?

中川 僕はコロナの自粛期間中、フリー音源にラップの詞を付けたりしていました。でも仕事というよりは、趣味の延長線上のような感じでやっていました。やらなきゃと思ってやると、僕はできなくなっちゃうタイプなので。この先アルバムを出すことになったら、自分で歌詞を書いてみたいなとは思っています。

浦野 僕もコードを勉強しています。今までずっとクラシック音楽しかやってこなかったので。いずれは自分で曲を作れたらいいなと思っています。

──OWVは2年以内に日本武道館に立つことを目標にして活動されていますが、この目標はどういう思いで掲げたんでしょうか?

本田 この先東京ドームや海外でライブをやりたいという気持ちがあって、その前に日本武道館でライブをやれるくらいのグループになっていたい、なっていなきゃいけないなという目標が必然的に立ちました。僕らはこれから「それができなかったらこれからどうする?」というくらいの勢いで突き進んでいきかなきゃいけない。もちろん高い目標であることはわかってるんですけど、この2年間で僕ら、スタッフさん、QWV(ファンの総称)の皆さんの“チームOWV”でどうやって駆け上がっていくのかを探して、まずは一緒に日本武道館に行きたいなと思っています。

Message from OWV to QWV