今から遠い未来、僕らは「宝石」になった。彼ら28人は、襲い掛かる月人に備えるべく、戦闘や医療などそれぞれの持ち場についていた。月人と戦うことを望みながら、何も役割を与えられていなかったフォスは、宝石たちを束ねる金剛先生から博物誌を編むように頼まれる。マンガ界で最も美しい才能が描く、戦う宝石たちの物語。月刊アフタヌーン(講談社)にて、2012年12月号より連載中。4巻の特装版にはアナログゲームデザイン界のトップランナー・カナイセイジが、 自身の手がけた「ラブレター」を元に「宝石の国」の世界観に合わせ制作したカードゲームが付いている。カードのイラストは市川がすべて描き下ろした。
宝石の国 / 市川春子 - アフタヌーン公式サイト - モアイ
投稿作「虫と歌」で月刊アフタヌーン(講談社)の2006年夏の四季大賞受賞後、「星の恋人」で同誌デビュー。初の作品集「虫と歌 市川春子作品集」が第14回手塚治虫文化賞新生賞を受賞した。2012年より月刊アフタヌーンにて初の長期連載となる「宝石の国」を発表。単行本「虫と歌 市川春子作品集」、「25時のバカンス 市川春子作品集II」「宝石の国」は市川本人が装丁を手がけている。