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ホーム > hide × glamb

hide×glamb

hide×glamb コラボレーションコレクション 待望の2ndシリーズが登場

hide(ヒデ)はX JAPANのギタリスト、そしてソロアーティストとして1990年代を駆け抜けたロックスター。1998年にこの世を去ってから20年以上が経つ今もなお、世代を超えた多くのファンに愛され続けている。そんなロックスター・hideと、ファッションブランド・glambとのコラボレーションコレクション 第2弾が登場。ナタリーストア、東京・glamb Tokyo限定で受注販売を行う。

新コレクションのイメージカット撮影では、着用モデルとしてミュージシャン・俳優の金子ノブアキ(RIZE、RED ORCA)と、ファッションモデルの秋元梢が登場。hideの大ファンである2人が着こなす写真で、2020年代にアップデートされた至極のhideアイテムを紹介する。

モデル / 金子ノブアキ、秋元梢
取材・文 / 田中和宏(音楽ナタリー編集部)
写真 / 磯部昭子
ヘアメイク / 高草木剛(金子)、新井淑子(秋元)
撮影協力 / RED SHOES

Item Lineup

  • hide Leather Line Parka
  • hide Reversible Ska Jumper
  • hide Check Cardigan
  • hide 1996 Tour SH
  • hide Vintage Long Sleeve T
  • hide Loudspeaker T

【受注締め切り】2022年12月13日(火)23:59まで

INTERVIEW

金子ノブアキ、秋元梢から見た「hide」

──今回はhide × glambアパレル第2弾のモデルとして金子ノブアキさんと秋元梢さんに撮影に参加していただきました。

金子ノブアキ 楽しかったです。秋元さんと会うのはひさしぶりですよね。

秋元梢 ラジオ番組でご一緒したのが2015年なので、本当にひさしぶりですね。それ以外の撮影のお仕事で名前が並ぶことはありましたけど、こうやって一緒に撮影したのは初めてです。ラジオのときに「やっと会えましたね」なんて話をしましたけど、今回は「やっと仕事で一緒になりましたね」っていう(笑)。

──お二人がhideさんに影響を受けているということで今回のモデルへのオファーに至ったのですが、改めてhideさんを初めて知ったときの衝撃や、hideさんの印象について聞かせてください。

秋元 私は今35歳なので、リアルタイムでhideさんを好きだった人とは少し世代が違うんですよね。でも亡くなられたときの衝撃がすごく強くあって、当時はそこまで詳しくないアーティストなのにとてもショックを受けたことを覚えています。実家が(葬儀の行われた)築地本願寺に近いので、うちの近所のお花屋さんからも「花がなくなった」みたいな話を聞きました。でもhideさんをhideさんと認識したのは亡くなったあたりからで。小学生のときかな、ゲームセンターのクレーンゲームの景品にhide人形があったんです。そのときは“あのhideさん”とhide人形がイコールになっていなかったんですけど、「何この人形、カッコいい!」と思って、がんばって獲ったんですよ。のちに点と点が結ばれて、「あれがhideさんだったんだ!」と気付いて、そこから知っていったという。物心がついた頃にはもう実際のhideさんを自分の目で見ることができない存在だったこともあって、映像や写真などをとにかくたくさん観ました。架空の存在というか“伝説の人”みたいな感覚があったので、本当にこの世界にいたのかを確かめるという意味でも。hideさん以上に「好き」と言う存在は、もうこの世に現れないと思っています。そのくらい唯一無二の存在です。

金子 いわゆるX(のちのX JAPAN)で始まる90年代のヴィジュアル系シーンがものすごい盛り上がりを見せていた頃、僕はヴィジュアル系とは真逆と言ってもいいぐらいのストリート系のバンドカルチャーの中にいました。でもhideさんがソロで活動し始めたときもそうだし、洋楽に根ざしたジャンルのバンド・zilch(1996年にhideによって結成された多国籍バンド)が出たときもそう。面白いことをやろうとしていることが伝わって、共感を生みやすい存在だったんだなって。僕は地元が下北沢なんですけど、当時の我々のような路地裏の子供たちにも響いてましたから。僕は中高生の頃からバンドをやっていて、RIZEでデビューして2006年には「ピンク スパイダー」をカバーさせていただきました。ミュージックビデオを丹修一監督(hide with Spread Beaver「ROCKET DIVE」「ピンク スパイダー」MVの監督)、楽曲制作はI.N.A.さん(hide with Spread Beaver、hide楽曲の共同プロデューサー)とご一緒することができ、本当に光栄でした。

日常に馴染むデザインにさりげない“hide感”

──hideさんのファッションセンスについてはどう思いますか?

秋元 映像や写真は確かに昔のものなんですけど、hideさんの衣装、私服は今見ても「カッコいいなあ」「おしゃれだなあ」って素直に思います。すごいセンスの持ち主だったんでしょうね。私は普段、黒い服しか着ないんですけど、hideさんの色使いとか素材の選び方とか、今見ても先進的ですごくびっくりします。

──hide × glambのコラボアパレル第2弾にあたる今回は、レザー調のパーカーやタータンチェック柄のカーディガンなど、これまでになかったラグジュアリー感のあるラインナップになっています。撮影時に着てみた感想は?

秋元 こうやって2022年になってまたhideさんのモチーフを落とし込んだ新しいアパレルの商品が世に出るって本当にすごいことですよね。私はhideさんのことがすごく好きですけど、コスプレしたいとは思わないんです。でも同じ物を身に着けたいみたいな憧れはあるので、hideさんの使っていたスカルのピアスをロサンゼルスにあるNecromanceの実店舗まで買いに行きました。私自身コラボで服を作ることがあるのですが、自分で自分の写真がプリントしてある服を着るのは少し抵抗があるのですが、ファンの方には喜んでもらえたりするんです。どこに基準を置いて作るかでデザインも変わっていくのですが、今回のhide × glambのデザインについては、hideさんの写真がいっぱい使われているけれど主張が強くなくて、コスプレにならない。だけどhideさんを身にまとえる、というのがうれしいです。

金子 思い切り顔がプリントしてあるシャツとか、極端なデザインではあるし、hideさんくらいの存在でないと成立しないデザインだと思います。hideさんが亡くなって来年で25年ですが、もう存在自体がそういうフェーズに入ってきている感じもあります。だからこそ、デザイナーさんもこういうTシャツやシャツをデザインできたんだと思いますし。わかりやすさで言えばモッキンバードのギターのデザインだけでも成立するし、本人の写真でもファッションとして成立するのは、hideさんというアイコンが成熟しながら、進化しているからだと思います。

秋元 「ROCKET DIVE」のパーカーをモチーフにしたレザージャケットとか、タータンチェック柄のカーディガンとか、あのモチーフだけを見て「あ、hideさんだ」ってわかるのは本当にすごい。私はLEMONeDのシャカシャカ素材のパーカーとかも持ってるんですけど、街中で普通に着ている人を見かけるんですよね。hideさん好きだから、見つけてしまうのかもですが、ついニヤニヤしちゃいます。今回のラインナップは、さりげなくhideさんを感じられるアイテムが多くて手に取りやすいなと思いました。

──気に入ったアイテムはありましたか?

金子 レザー調のパーカーがよかったですね。ちゃんとhideさんテイストがありながらも日常に馴染みやすい。

秋元 あと写真が全面にプリントされたシャツもよかったです。さっき話したようになかなか写真モノって着にくいことがあるんですけど、さりげなくデザインされているので着やすそう。

撮影用の椅子はレッドシューズから借りました

──ちなみに今日の撮影ではバー・レッドシューズから借りてきたスツールを使い、ピンクのライトを使うことでhideさんへのリスペクトが表現されています。

金子 hideさんがよくいらっしゃっていたバーですよね。ちょうどレッドシューズの本(2代目オーナー・門野久志氏の著書「レッドシューズ40 〜 ロックの迎賓館の40年」)を先日読みまして、hideさんのエピソードがたっぷり出てきてたんですよ。僕もよく行く店で付き合いがあるので、撮影後に椅子がレッドシューズのものだと聞いてうれしかったです。

秋元 hideさんを好きな人たちのこだわりを感じますよね。私はレッドシューズに1、2回だけ行ったことがあります。語り継がれることについては、父(大相撲第58代横綱・千代の富士 貢)が2016年に亡くなったときに私も考えたことがあるんです。だからヒロシさん(hideの実弟、hideオフィシャルマネジメント事務所・ヘッドワックスオーガナイゼーション代表取締役)をはじめ、残された側がどうやってhideさんの作品、功績を残していくのかなって。しかもあれだけのカッコいいことをしていた人のイメージを損なわずに受け継いでいくって本当に難しいと思います。だからこそ、今でもhideさんをリアルに、そしてタイムリーに感じられることにすごく感謝したいです。このレッドシューズのスツール1つにしても、hideさんとの時間を過ごしていた物で、ファン心をくすぐられますよね。粋なことをしてくれて、いちファンとしてうれしいです。

hideの音楽には魂がこもっている

──hideさんの存在はhideさんのスタッフや、愛し続けているファンの力で今も新鮮な魅力を放っていますよね。お二人はなぜその存在が今も風化せずに輝きを放ち続けていると思いますか?

秋元 世代を超えて愛される存在ですよね。私は世代差があるからか、年上の方から「なんで知ってるの? どこが好きなの?」ってよく言われます。でも実際、私よりも年下の世代でもhideさんを好きな子たちがたくさんいるんです。で、以前「なんでhideさんを好きになったの?」って聞いたことがあるんですけど、もともと好きなバンドがいて、その人たちのことを調べていたら「hideさんが好き」という話をしていたから興味を持って、好きになったんですって。「こんなカッコいい人がいたんだ」とあとから気付けるのは、作品が残っているからこそですよね。

金子 よく想像することがあるんです。「もし今もhideさんがいたらどうだったかな。2010年代とかはEDMが流行ってたときに面白がってたかな」とか。これは今だから言えることかも知れないけど、彼があのときにいなくなったことによって起きた影響もたくさんあるのだと思います。とにかく純粋にカッコよかったんですよ。とがっていて、枠にハマらないところが。日本の音楽シーンにおける希望の光みたいな存在だなと今でも思っています。

秋元 うん。言い方がとても難しいんですが、「あのときに旅立ったから」というのはあると思います。もちろん、全盛期で、これからというときだったでしょうから、悔やまれることではあります。でも年齢を重ねないまま、時間が止まっているから、いつまでもカッコいいのかな。当時のhideさんはその先もやりたいことがたくさんあったと思いますし、実際にその姿を見たかったという気持ちもあります。でも今を生きる人たちがhideさんの作品に共感したり、励まされたりするのは、素晴らしい音楽が残っているからこそですよね。音楽に魂がこもっているというか。

金子 自由で素直だったから、今も風化してないと言えるんじゃないでしょうか。彼の音楽活動の母体となるX JAPANというバンドがありつつ、ソロでもやりたいと思うことにまっすぐ情熱を注いでいた。彼自身のその創作活動のすべてに嘘がないから、今も輝き続けているんだろうなって思います。

──つまりロックシーンにおける、ジャンルの融合の起点にもなり得る存在だったと。

金子 本当に常々「hideさんってすごいな」と思います。hideさんの遺した音楽、存在は今でも日本のロックシーンにおける希望だと思います。

hide

hide(ヒデ)

神奈川県横須賀市出身。X JAPANのギタリスト、ソロアーティスト。個性的なファッションやメイクで“ヴィジュアル系”という新たなカルチャーを作り上げ、革新的かつ時代を先取りした音楽、“おもちゃ箱をひっくり返したような”と形容される奇想天外なライブパフォーマンスは日本の音楽シーンに多大なる影響を与えた。1998年に急逝するも、それまでに遺した「サウンド」と「メッセージ」は色褪せることなく語り継がれており、今もなお、日本国内外の多くのファンを増やし続けている。

glamb

2003年、“Grunge for Luxury”をコンセプトにデザイナー古谷完が東京で設立。素材やクラフトマンシップの追求により、グランジファッションをラグジュアリーなスタイルへと再構築したデザインが好評を博している。アーティストやタレントにも多くの愛用者がおり、音楽や映画、ドラマといった映像にも多数登場。The Rolling Stones、忌野清志郎といったアーティストとのコラボレーションも行うなど、国内のロックファッションをリードし続ける。2023年にブランド20周年を迎え、ブランドにゆかりあるミュージシャンや俳優とのアニバーサリールックを公開した。