──映画の撮影が終わったあともこうした取材では2人一緒に出ることが多いから、より仲が深まっているかとは思うんですけど、初対面のときはお互いどんな印象でしたか?
竹富聖花 私の妹に似てるなあって(笑)。雰囲気がなんか似てるんですよ。
──柏木さんは人見知りが多いと言われる私立恵比寿中学のメンバーですけど、現場ではどうでしたか?
竹富 あんまりわかんなかったです。ニコニコしていて。最初はニコニコしてたけど、現場に入ったら沈黙してました(笑)。ずっとお菓子食べてたよね。
柏木ひなた うん、ずっと食べてた(笑)。聖花ちゃんは「お姉さんだなあ」っていう印象でした。
──柏木さんはここまで出番もセリフも多い役どころは初めてだと思いますが、やはり大変でしたか?
柏木 難しかったし、あんなにアップが多いと自分で面白くなってきちゃって(笑)。
──それぞれが演じているキャラクターで、共感できる部分や、逆にまったくわからない部分は?
竹富 稲沢はなはお嬢様で、過去に影を抱えている子なので、共感できる部分は……ないですね(笑)。
柏木 市位ハナは一般的な目線の持ち主というか、1人だけ庶民的な役なので、はなに比べたら共感できる部分はいっぱいあります。でもTwitterでほかのお嬢様をディスるのはよくないと思う(笑)。
──不思議な関係を結び合うコンビですけど、もしお互い演じてるキャラが逆だったらどうだったんでしょうね?
柏木 私に稲沢はなはムリですよー!
竹富 ひなたちゃんみたいにうまくプルプル震えられない(笑)。
──最後にそれぞれ「脳漿炸裂ガール」の観どころを教えてください。
竹富 「脳漿炸裂ガール」はれるりりさんの曲がもとになった映画で、物語の中には曲の大切な部分、印象に残る部分がちゃんと表現されているんです。人と人とのつながりを大事にした映画なので、いろいろと衝撃的なシーンはあるけど、その先に描かれている友情を感じてほしいです。
柏木 エビ中も主題歌としてカバーしている原曲の「脳漿炸裂ガール」と同じように、展開がすごく速い映画なので、1秒も観逃さずに楽しんでください。
──今回ナタリーストアでは、ハナはなコンビをモチーフにしたイラストでグッズを制作しました。イラストはこんな感じですが、いかがですか?
柏木 すごい! こんなにかわいくなるんだ。絵がかわいい!
竹富 あっ、マカロンも描いてある!
柏木 自分がイラストになるって、なんかうれしいね(笑)。
竹富 うん。まさか自分がスマホケースになるなんて考えたことなかったので(笑)、うれしいです。